創立年月日 天保六年七月五日
旧社格 県社 (大牟田市及びみやま市高田町の一部)明治九年十月十六日列格
ご祭神 高橋主膳正鎮種(入道号 高橋紹運) 神名 性海霊神
室 齋藤兵部太夫鎭實の妹 神名 花岳霊神
男 立花直次(立花宗茂の弟 三池藩藩祖)神名 玉峰霊神
由緒
高橋紹運公は戦国武将にて、大友氏の一族吉弘氏より出で高橋の名蹟を継がれ筑前岩屋城・宝満城主として主家大友宗麟に忠節を誓い筑前立花城主、戸次道雪と共に大友家を支え守り抜きました。
天正十四年夏、九州制圧をかけ北上する島津軍五万の大軍を迎え討った紹運公の手勢は七百六十三名。「一日で攻め落とす」と豪語する島津氏と十四日間の戦国史上稀に見る激戦となりました(岩屋城の戦い)。紹運公の人柄は『高橋記』に「文武に通じ徳智謀達し、諸人に情深く忠賞も時宜に応じ私欲無く古今稀なる名将と記されています。豊臣秀吉公は「乱世に咲く花」と紹運公を称え長男立花宗茂に柳川藩を次男立花直次に三池藩一万八千石を与えました。直次公は剣術に優れ柳生宗矩の門弟となり「新陰治源流」を開祖。紹運公の妻は二男四女を産み温和な優しい人柄と家中より慕われました。
七代藩主立花種周は、若年寄となり幕政に参与しましたが、文化二年(1805年)奥州伊達郡下手度村(福島県伊達市)移封となり天保六年祖先の義烈を顕彰すべく神祇伯に請いて三笠神社が創建されました。
明治維新により三池復封となり明治三年ご遷座、明治四年縣社に列せられ明治十六年火事により明治二十九年八月現在地にご遷座されました。
以後三笠神社は郷土の発展とともに武勇の神をまつる神社として広く尊崇されています。
テレビ放映のお知らせ
令和4年6月18日(土)
20時~20時55分
BS11「偉人・素顔の履歴書
九州一のキリシタン大名 大友宗麟」 有能な家臣の一人として高橋紹運公が紹介されます。
また、番組はYouTubeでご覧いただけます。
(放送終了後2~3週間視聴可能)
YouTubeで、「偉人素顔の履歴書」と検索すると見逃し配信でヒットします。
令和4年3月12日(土)
20時~20時55分
BS11「偉人・素顔の履歴書 立花宗茂」
父親の高橋紹運公の肖像画が放映されます。
また、番組はYouTubeでご覧いただけます。
(放送終了後2~3週間視聴可能)
YouTubeで、「偉人素顔の履歴書」と検索すると見逃し配信でヒットします。
ぜひご覧くださいませ!!
謹 賀 新 年
明けましておめでとうございます
皆様のご健康とご多幸をお祈りします
どうか平和でよい年となりますように
令和四年 壬寅
今年は元和7年(1621年)に三池藩が成立して400年の節目の年です。
柳川藩と三池藩は兄弟ですがそれぞれ別々の独立した藩です。
江戸から明治時代にかけての三池藩の歴史について、春吉省吾著『秋の遠音』(あきのとおね) 上中下三巻に詳しく書かれています。大牟田の歴史の原点につながるとても興味深い本です。
また、大牟田市立三池カルタックス歴史資料館では12月5日まで「三池藩の成立と展開」の企画展が開催されました。こちらの肖像画はかつて中島家所蔵のものでした。
例年7月27日は三池藩主立花家のご参拝がございます。
今年はコロナ感染防止のためご参拝を控えられました。
そこで三池史談会会長大城美知信先生により岩屋城合戦の講話を賜りました。大城先生は『上井覚兼の日記』から合戦に至るまでの状況を読み下され、紹運公の人間味あふれるお姿をご教示くださいました。総代会会員他関係者ありがたく拝聴し紹運公はじめ家臣を偲び御霊を慰めました。
台風、大雨、地震などの自然災害を受け社殿の老朽化が進みゆく中、数年前、初めて御祭神(高橋紹運公)の肖像画の存在を知りました。痛みが激しく専門家によれば「触れれば崩壊しそうな」状態でございました。
そこで、急きょ役員会の議決を受け昨年6月から今年7月にかけて、太宰府市の修理工房 宰匠株式会社に依頼し 九州国立博物館 文化財保存修復施設において修復いたしました。
コロナ感染の影響でお披露目の日程は未定ですが、状況をみてお知らせ致したいと存じます。
令和3年の例祭は10月27日神事のみ執り行います
新型コロナウイルス感染の影響を受け、本年は神幸行事は致しません。申し訳ございません。
祭典は午前9時よりお始めいたします。
総代さんと共に令和2年9月吉日参拝いたしました。
御祭神のご命日にあたる7月27日三池藩主立花家当主様の参拝がございました。夕刻には大正町お祭り広場「祇園六山巡行」をご覧いただき、翌日は三池新町弥剱神社にご参拝されました。
氏子崇敬者の方のご案内で三池の街を散策されました。関係者の方々に感謝申し上げます。
御代替り~平成から令和へ~
皇太子殿下ご即位(践祚)五月一日
天皇陛下のご即位をお祝い申し上げます
境内には春を告げる梅花が咲き始めました。
今年も茶道裏千家堺宗美先生社中により今年も梅花祭を開催いたします。
お抹茶・お菓子・ふるまいます。
お誘いあわせの上お気軽にお越しくださいませ。
無料です。
KBCテレビアサデスで椎(しい)の木が紹介されました。
この椎の木は幹がねじれながらも倒れずに長年当地を見守っています。
ご神木として大切にされています。
厄年はさまざまな災難にあいやすいといわれています。
数え年で男性は数え年25歳・42歳・61歳女性は数え年19歳・33歳・37歳を大厄(たいやく)その前後の年を前厄(まえやく)・後厄(あとやく)といい神社にお参りをして災厄をさけるために厄祓い(厄除け・やくよけ祈願)を受けましょう